ラウンド・ミッドナイトと言う映画

2017年03月18日 00:00

音楽ネタを書く時、頭の記憶だけを頼ると大きな間違いを犯すので確認の為、色々とインターネットでチェックをする。今回、デクスター・ゴードンが俳優として映画に出演した!、なるネタを書くので調べていたら、やたらに「レナードの朝」と言うキーワードで引っかかってくる。

なんじゃ?、あのロバート・デ・ニーロの映画だよね?、BGM、サントラ盤で演奏したのか?、と思って調べてみるとレナードと同じ病気の患者役として出演していたそうだ。うーん、今日の今日まで全く知らんかった・・・。

今回はその映画ではなく「ラウンド・ミッドナイト」と言う映画。

これはジャズピアニストであるバド・パウエルの実話を映画化したもので、ピアニストをサックス奏者に変更して、その主役としてデクスター・ゴードンが選ばれた。劇中の演奏シーンで演奏しているのは全員本物のジャズメンってんだから、ジャズ好きな見なくちゃいけない。

フランスとアメリカの合作との事だが、どこもかしこもフランス映画臭がプンプン。とにかく切なくて全てが叙情的に描かれていると言っても良いくらい。

ジャズ好きでなくてもフランス映画に少しでも興味があれば絶対に見て存しない映画だと思う。ご存じなかった方は是非、レンタルショップなどでご覧あれ!。

日本語字幕で見ているからデクスター・ゴードンがどれくらいの演技力かは何とも言えないものの、アカデミー主演男優賞にノミネートされたくらいだから、アメリカ人も認めた演技があったのだろう。

そんな訳で今日は映画タイトルにもなっている'Round About Midnightを!。

この曲はスタンダードと言っても良いくらい、色々な人が演奏しているので、まずはその中で恐らく尤も有名であろうマイルス・デイヴィスから・・・。



もうメロディが良過ぎる!。これがあの異端児セロニアス・モンクの作曲ってんだからびっくりする。そして上の演奏、ジョン・コルトレーンのサックスソロがこれまた切なくても素敵なのだ。メロディアスな演奏をさせたら時折マイルスよりも優れたフレーズを出すのが彼だ。

ただ、私個人はコルトレーンのソロに入る前の、ブリッジ部部分、チャッチャラッチャッチャ!、と言う部分が非常に煩く感じ好きじゃなかったりする。ただ、マイルスファンの中にはこれがあるからこの曲は最高なのだ!、なんて意見もあり、人それぞれだったりする。

マイルス・デイヴィスはこの曲を何度か吹き込んでいて、この煩いブリッジ部分のないスタジオ録音バージョンもあったりするのだが、そっちはそっちで他のアレンジが微妙だったりと・・・(笑)。

それでは実際にデクスター・ゴードンが映画の中で演奏したのが次。