バルネ・ウィラン

2017年03月28日 00:00

バルネ・ウィラン、テナーサックス奏者(ソプラノも吹く)。

前回の記事で紹介した「死刑台のエレベーター」のサントラ盤でマイルス・デイヴィスと共演した人。マイルスにのめり込まなければ知らなかったジャズメンだ。

フランス人のジャズメンって事でテクニック云々よりも叙情的なサウンドが得意のようで、そういうジャズが好きなものでなんだかんだと結構な数のアルバムを集めてしまった。この人、何故か五木の子守唄も「Talisman」と言うタイトルで演奏していたりする。

この人のアルバムで1枚選ぶとしたら・・・。

やっぱりフランス人でフランス流のジャズを聴きたいからこの人を選ぶ訳で、「French Story/ふらんす物語」がいいかなぁ。ジャズと言うよりもイージーリスニングとして聴くと良いと思う。アマゾンで調べたら今なら中古で339円のがある!(笑)。これはお買い得だ!。

今日紹介する曲は前回の記事と同じくAscenseur Pour L'echafaudだ。ピアノはLeft Aloneの作曲者であるマル・ウォルドロンだ。




死刑台のエレベーター

2017年03月26日 00:00

3月18日の音楽ネタのでは映画ラウンドミッドナイトを紹介した。そこから話を膨らませ・・・。

フランス映画でジャズと言えば・・・。

それはマイルス・デイヴィスが音楽を担当した「死刑台のエレベーター」。1958年の映画だ。勿論モノクロフィルム。

映画そのものはB級サスペンス物であるが、私個人はこの頃から1970年代までのフランス映画は何を見ても素敵に感じてしまう。ジャン・ギャバン、アラン・ドロンやカトリーヌ・ドヌーブ、そしてこの映画に主演しているジャンヌ・モロー、まぁ凄い人達ばかり。




この当時のフランス映画らしい音楽を聴いて「いいな!」と思ったら是非映画もどうぞ!。


ラウンド・ミッドナイトと言う映画

2017年03月18日 00:00

音楽ネタを書く時、頭の記憶だけを頼ると大きな間違いを犯すので確認の為、色々とインターネットでチェックをする。今回、デクスター・ゴードンが俳優として映画に出演した!、なるネタを書くので調べていたら、やたらに「レナードの朝」と言うキーワードで引っかかってくる。

なんじゃ?、あのロバート・デ・ニーロの映画だよね?、BGM、サントラ盤で演奏したのか?、と思って調べてみるとレナードと同じ病気の患者役として出演していたそうだ。うーん、今日の今日まで全く知らんかった・・・。

今回はその映画ではなく「ラウンド・ミッドナイト」と言う映画。

これはジャズピアニストであるバド・パウエルの実話を映画化したもので、ピアニストをサックス奏者に変更して、その主役としてデクスター・ゴードンが選ばれた。劇中の演奏シーンで演奏しているのは全員本物のジャズメンってんだから、ジャズ好きな見なくちゃいけない。

フランスとアメリカの合作との事だが、どこもかしこもフランス映画臭がプンプン。とにかく切なくて全てが叙情的に描かれていると言っても良いくらい。

ジャズ好きでなくてもフランス映画に少しでも興味があれば絶対に見て存しない映画だと思う。ご存じなかった方は是非、レンタルショップなどでご覧あれ!。

日本語字幕で見ているからデクスター・ゴードンがどれくらいの演技力かは何とも言えないものの、アカデミー主演男優賞にノミネートされたくらいだから、アメリカ人も認めた演技があったのだろう。

そんな訳で今日は映画タイトルにもなっている'Round About Midnightを!。

この曲はスタンダードと言っても良いくらい、色々な人が演奏しているので、まずはその中で恐らく尤も有名であろうマイルス・デイヴィスから・・・。



もうメロディが良過ぎる!。これがあの異端児セロニアス・モンクの作曲ってんだからびっくりする。そして上の演奏、ジョン・コルトレーンのサックスソロがこれまた切なくても素敵なのだ。メロディアスな演奏をさせたら時折マイルスよりも優れたフレーズを出すのが彼だ。

ただ、私個人はコルトレーンのソロに入る前の、ブリッジ部部分、チャッチャラッチャッチャ!、と言う部分が非常に煩く感じ好きじゃなかったりする。ただ、マイルスファンの中にはこれがあるからこの曲は最高なのだ!、なんて意見もあり、人それぞれだったりする。

マイルス・デイヴィスはこの曲を何度か吹き込んでいて、この煩いブリッジ部分のないスタジオ録音バージョンもあったりするのだが、そっちはそっちで他のアレンジが微妙だったりと・・・(笑)。

それでは実際にデクスター・ゴードンが映画の中で演奏したのが次。




Cheese Cake

2017年03月08日 00:00

ジャズのオムニバスアルバムばかりを集めていた頃があった。ジャズを聴き始めた頃だ。とにかく誰が有名でどんな演奏が優れているか知らなかったから。

その中でタイトルは覚えていないが、サックス奏者ばかりを集めたアルバムがあった。そこで聴いたのがコレ。



イントロのベースからマイナー(短調)のフレーズでメインメロディも哀愁漂う。そんな曲のタイトルが何故か「チーズケーキ」ってんだから印象に残らない訳が無い。ハードロックを演っているとマイナーコード進行に耳が馴染む事があり、この曲はかなりのお気に入りだった。

彼のアルバムはあんまり持っていない。ブルーノート時代の曲が全て揃っている6枚組の「The Complete Blue Note Sixties Sessions」を含めて数枚。それでも十分だったりする。

そんなデグスター・ゴードン、後に映画で主役を張る!。そのお話はまた後日!。


Cantaloupe Island

2017年02月24日 00:00

2月12日の記事でヤン・ハマーのライブでのドラムがトニー・ウィリアムスだった!、と書いた。

ふと、そうだ、あの曲のライブを紹介しなくちゃ!、トニー・ウィリアムスがハービー・ハンコックと演っている演奏を!。DVDは持っているのだがネット上で映像が見つからない。

と思って調べたら勘違い、トニー・ウィリアムスじゃなくてジャック・デジョネットだった。この人もマイルス・デイヴィスの下でドラムを叩いていた人。



ギターはパット・メセニーだ。この人のギター音って気持ち悪くて嫌いなのだが、フレーズが良いんだよなぁ。如何にもジャズ、フュージョンです!、と言うアウトノートを上手く使っている。以前はこの人のアウトノートの使い方を幾つか研究したりしていた。

この曲、ハービー・ハンコックの代表曲だ。次にオリジナルを聞いて頂こう。



トランペットが大好きなフレディ・ハバード。マイルス・デイヴィスとは異なる色っぽくファンキーなフレーズを得意としている。晩年は体調を崩してほぼ引退状態で、10年程前に亡くなった。

そして先に持っていると書いたDVDでトニーさんが叩いているのはコッチだ!。



トランペットは前述のフレディ・ハバード、サックスにジョー・ヘンダーソン、ベースはロン・カーター。そうそう、上のオリジナル音源もドラムとベースはトニーさんとロンさんだ。

これはブルーノートレーベルの記念ライブでのカットでこの時のフレディさんのフレーズは最高だったりする。

さて、この曲、コードはFm7x4、Db7x4、Dm7x4、Fm7x4。この曲のコード進行解釈として無理矢理調性音楽として超複雑解釈している人をネットで見るが、単純にモード曲だ。だから演奏はFドリアン、Dbミクソリディアン、Dドリアンを中心にフレーズを組み立てれば簡単で、ジャズなのにある程度スケールを理解していればすぐにジャムセッション出来ちゃう。

あとこの曲はFマイナーペンタトニックで弾けるなんて人もいるみたいだが、まぁ弾けない事もないが、超~カッコ悪いので止めた方が良い(笑)。


ヤン・ハマーと言えば!

2017年02月12日 00:00

前回の記事でジェフ・ベックとヤン・ハマーの共演ライブについてをお伝えした。

そのヤン・ハマーを世界中の人が知ったのは1980年代に放映されていてアクション刑事ドラマ「マイアミ・ヴァイス」の主題歌を担当してからだろう。オッサン世代の人はきっと「懐かしい!」と叫ぶろうし、若い世代の方は30年以上前にこんな楽曲があったのかと驚愕されるだろう。



ライブ映像も見つけた。なんと!、トニー・ウィリアムスとの共演だ!。残念ながら若くして亡くなってしまったが、今も尚、ジャズ系ドラマーではトップと言っても良いくらいの凄い人。とにかく1960年代、マイルス・デイヴィスと組んでいた頃のあの超~煩い変態ドラミングを聴くとスゲェのが判る。



さて、この曲、基本的なコードは3つ、G7、A7、C7だ。いわゆるモード楽曲でヤン・ハマーはそれぞれのコードのミクソリディアンにギタリストっぽくマイナーペンタトニック風のフレーズで演奏している。

ギタリストっぽくと言うよりもテーマメロディはもろギターフレーズでしかない。ブルース系ギタリストがかつて好んでいたフレーズをそのままテーマメロディにしている。シンセの音色もわざとオーバードライブしたギターに似せている。

ソロパートも限りなくギタリストが使うフレーズを多用している。ギタリストがミクソリディアンからフレーズを作るとこうなるだろう、そんなフレーズのオンパレード。

だからドラマ、マイアミ・ヴァイスをオンタイムで見ていた頃、てっきりギタリストが演奏していると思っていた。それがヤン・ハマーのシンセから全て音が出ていたと言うのだから・・・。

おっとこっちの方が画質、音質が良いか!。2曲目(6分30秒くらい)がマイアミ・ヴァイスのテーマだ。それと最後の曲は前回の記事で紹介したBlue Windを演奏していて(51分くらいから)、あらまぁ、ジェフ・ベックがいなくても成立しているじゃんか!(笑)。




ジェフ・ベックとヤン・ハマー

2017年02月10日 00:00

しつこくジェフ・ベックのアルバム「Wired(ワイアード)」から1曲。昔で言うB面の最初、「Blue Wind」と言う曲がある。特別カッコイイ曲ではないのだが、私はこの曲でジェフ・ベックはブリティッシュロックの世界を完全に捨て、ジャズ、フュージョン畑のギタリストになったなと感じた。

特徴はキーボードを担当するヤン・ハマーとの掛け合い。テーマ部分からひたすらヤン・ハマーとの連弾のような楽曲。ソロパートもジェフ・ベック、ヤン・ハマーと交互に長い時間行っている。

ヤン・ハマーをご存じない方の為にライブ映像でお伝えしたい。映像も音質も悪いだが、これしか見つからなかった。軽井沢で行ったライブ映像がある筈なのだが・・・。



今は落ち着いて普通に鍵盤を弾くようだが、当時はギタリストのようにステージ前面に出てのパフォーマンスが多かったようだ。音色もフレーズもギターっぽい。ギタリストに対して憧れがあったのでは?、ピアニストでなくギタリストになりたかったに違いないと感じる程。

とにかくジェフ・ベックのこの人のおかげで何と言うか、「ジェフ・ベック」と言うジャンルを確立したと言って良い程。ヤン・ハマーの作曲、編曲能力は高い。


ジェフ・ベックのあの曲って・・・

2017年01月31日 00:00

私がジャズにどっぷりと浸かったのはこの10年の事。ジャズリスナー歴はたかだか10年しかないひよっこである。だから最初の5年はいわゆる名盤、名曲と言うものばかりを漁っていた。

情報はジャズ系の雑誌やハウツー本。ある時、チャールズ・ミンガスと言うベーシストを知った。ほとんどのジャズ本では「Pithecanthropus Erectus/直立猿人」と言うアルバムを薦めていた。確か図書館で借りたんだと思う。聴くとどうもしっくり来ない。要するにあまり好きな音楽性ではなかった訳だ。

その後、「The Best Of Charles Migus」と言うアルバムを手に入れた。ジャズを知る手っ取り早い方法はベストを集める事。それで好きなミュージシャンを見つけてのめりこんで行けば良い。

その中に「えっ?、何これ、まさにアレじゃん!」と思った楽曲があった。それが「Goodbye Pork Pie Hat」だ。



ジェフ・ベックがお好きな方はお判りだろう。ジェフ・ベックもこの曲を演奏している。おいおい、どっちがオリジナルなんだ?、なるほど、チャールズさんの方がオリジナルだったのね!。

この曲は1月19日の記事で紹介したアルバム「Wired(ワイアード)」に含まれている。このアルバムはホントに名曲揃い!。
それにしても何故ジェフ・ベックはこの曲をアルバムに収録しようと思ったのか?。この頃のジェフ・ベックはジャズに精通していたとは思えず、アルバムに参加したミュージシャンから色々と情報を提供して貰ったのだろうか?。



最初に聴いたのがこのジェフ・ベック版だったのでこっちの方が耳心地は良い。メインメロディの部分、ジェフ・ベックの方がためを作っている。チャールズ・ミンガスは単調に4ビートの中にメロディを乗せている。これにちょっと違和感があるものの、原曲は原曲らしい美しさがある。なんだかんだとサックスのソロパートが素敵過ぎる!。


ジェフ・ベック、脳天に突き刺さったワイアード

2017年01月19日 00:00

1月11日の記事で三大ギタリストについて書いた。今日はその中の一人、ジェフ・ベックとの出会いについて。

最初に買ったアルバムは「Wired(ワイアード)」だった。もう衝撃である。

ジェフ・ベックと言うギタリストを判っていなかった時期だけロック畑からフュージョンシーンに鞍替えしたギタリスト、そんな情報しかなく・・・。

このアルバムを手に下頃、日本では高中正義が大流行していて、ギタリストでなくてもあの南国風のサウンドに惹かれて多くの人が聞いていた。だからフュージョン=高中であり、ジェフ・ベックもマイタイとかブルーハワイと言ったトロピカル的な南国路線だろうと。

それがどうですか!。なんて表現すれば良いのだろうか?。ジャズロックと言う表現が一番良い気がする。1曲目のLed Bootsでカルチャーショック、そして2曲目のCome Dancingはソウルフルな黒人音楽のようなサウンドでこれまた度肝を抜かれた。

Red Boots



Come Dancing



この2曲の何がスゲェかと言うと部分部分、ブリッジ的な部分以外ではコードが2つしか使われていない。Led BootsはG7とC7、Come DancingはDm7とBb7。

特にLed BootsはメインメロディとギターソロはG7のワンコード。ワンコードでどうしてこんなカッコイイフレーズが出てくるのか?、とにかく仰天した楽曲だ。

当時の自分の腕前はペンタトニックスケールとナチュラルマイナースケール(エオリアン)をようやく覚えた頃だったと思う。おおよその曲に合わせて上手い下手は別にしてアドリブめいた演奏を楽しんでいた。でもこの2曲はペンタトニックスケールとナチュラルマイナースケールで弾くと雰囲気が全く違うんだ。どうしてもジェフ・ベックっぽい演奏にならない。

後に知った事だが、これは調性音楽でのコード進行ではなく、ほぼモードと言って良いコード進行(転調みたいなもの)。モードを解説するとエライコッチャになるので割愛するが、とにかくこの2曲は調性音楽として捉えると泥臭さが皆無になってしまう。

Come Dancingはベースもしっかりと聞いて欲しい。もったりとしたファンキーなベースライン。また最初のギターソロはオクターバーと言う原音から1オクターブ下の音も同時に出せるエフェクターが使われていて、これがエレキギターのか細い音がまるでテナーサックスのような図太い音色が聞けちゃう。

とにかく上の2曲を聞いて唸って頂ければ幸いだ。2曲ともほぼ2つコードだけで構成されている、一般的な調性音楽ではない、それに注目して頂きたい。

ここからほんの少し専門的な話になるので興味の無い方は無視して結構(笑)。

この時期のジェフ・ベックはモードと言う概念はあんまりなかったようだが、それでもマイナーペンタトニック中心の演奏をしつつ、これに3rd音と6th音、b5th辺りが入ってきて、結果的にコードの構成音に沿ったミクソリディアン(モードの1つ)になっている。ヤン・ハマーのシンセソロなんかはもろにミクソリディアン的なフレーズが多い。

Come Dancingは一見、調性音楽風な楽曲であるが、その場合、コード進行はDm7からBbM7となる。このBbM7となるところを7th音を半音下げたBb7にする事でブルースっぽい泥臭いフレーズが出てくる訳だ。

だからこの曲を誤ってDのナチュラルマイナースケールで弾いちゃうととってもカッチョ悪い。やはりコード毎にスケールを変え、Dm7ではDドリアン(Dマイナーペンタトニックでも良いかな)、Bb7ではBbミクソリディアンとして演奏するべきだったりする。

無理にBbミクソリディアンと捉えるので無く、Bb7の構成音を中心にDドリアンの2ndと6thをそれぞれ半音落としb5thを加えるだけ。恐らくジェフ・ベックもそんな思考で演奏していたろう。


三大ギタリスト

2017年01月11日 00:00

ギターと言う楽器はクラシックからポップス、ロックと言った様々なジャンルで活躍している。ところが「三大ギタリスト」と言うと70年代のロックシーンでのギタリスト、しかもそれはイギリス人に限られちゃう。さらにはヤードバーズと言うバンドの出身者・・・。

エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、彼らを一般に「三大ギタリスト」と言う。wikipediaで調べるとどうやら日本の音楽雑誌がそう言い始めたらしい。

アメリカではきっと三大ギタリストはこの3人ではないだろうし、本国イギリスでさえ、そんな名称すらないのだろう。「三大ギタリストって誰?」と問われたら、1970年代のロックが好きな日本人だけしか知らないのかもしれない。

当然日本でも時代が違えば、例えば1980年代にロックギターに目覚めたギタリストならヘヴィメタルブーム真っ只中だったから「ランディー・ローズ、マイケル・シェンカー、ヴァン・ヘイレン」、この辺りが三大ギタリストだったりするのだろう。

私がギターに夢中になったのは1980年代だから当然この3人は神様のようなギタリスト。この3人にブラッド・ギルスも加えて四天王と言いたい。

また1980年代はロックでなくフュージョンブームもあった。そんな人達は「ラリー・カールトン、リー・リトナー、アル・ディ・メオラ」が三大ギタリストになるのかな?。

それでも三大ギタリストと問われたらエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジと言いたい。但し己の好みを加えると、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、そしてリッチー・ブラックモアになる。エリック・クラプトンはエンターテイナーとしては最高のミュージシャンだろうが、ギターそのものはブルースに傾倒し過ぎ、ブルースギタリストと言う枠では特に凄いギタリストとは思えないんだ。

ジミー・ペイジはロックの楽しさを教えてくれた。ジェフ・ベックは今で言うフュージョン系の音楽への足掛かりとなった。そしてリッチー・ブラックモアは「生まれ変わったらリッチー・ブラックモアになりたい」くらいに大好きだったりする。この世にこの3人のギタリストしかいなくても音楽を十分に楽しめるくらいだ。

数年前、ショックだった事がある。若い世代の(1990年以降にギターに夢中になった)アマチュアギタリストは「リッチー」と言えばリッチー・コッツェンなんだそうな。確かにこの人は上手い。演奏も味がある。ロック、ジャズ、ブルースを融合したような演奏は私の好みにピッタリ。でもやっぱりリッチーと言えば若い世代でも「リッチー・ブラックモア」と答えて欲しかったりする。